瞬間的に負荷をかける
クライアントの社員さんの仕事の仕方を見ていると気づくことが
あります。実に不効率な仕事をしているなぁ…と。
傍目八目ってことなのかもしれませんが、本人は気づいてないん
です。効率よく仕事をしている社員さんとの違いはなんでしょう。
両者と話をして見て思うのは、考えたことを行動に移しているか、
いないかの違いのような気がします。誰しも、もっと楽な方法は
ないだろうか?と考えることはあると思います。そこから、改善
しようとするか、しないかです。
効率よく仕事をしている人は、「楽をしたいだけなんです」と
謙遜されますが、改善しているときはハードに働いています。
不効率な仕事をしている人は、「忙しくて改善する暇がないんで
す。」と言い、その通り毎日忙しく働いているんです。
誤解を招くかもしれませんが、不効率な仕事をして毎日忙しく働
く人は、ある意味怠け者であると言えるような気がします。
楽をする(効率よく働く)には、瞬間的に負荷をかける必要があ
ります。その負荷をかけないのは怠け者なんです。そして、その
負荷は、そのあとの生み出される時間に比べたら、僅かなものな
のです。
人間誰しも、持っている時間は一緒。24時間以上でも以下でも
ありません。金持ちも貧乏人も、健康な人も入院している人も、
ゆっくりしている人も忙しい人も、皆一緒です。だからこそ、こ
の忙しい時代にはタイムマネージメントが重要なのではないでし
ょうか。瞬間的に負荷をかけて、時間を生み出す努力をして欲し
いと切に願います。