研修フォロー

仕事において、今や携帯電話やスマートフォンは当たり前の時代。

仕事の質や効率は飛躍的に向上しました。

なのに、「昔は携帯なんてなくても仕事になっていた」なんていうのはお門違い。

それだけ、効率の低い仕事をしていたってことが解ってない言い分ですよね。

同じように、パソコンは当たり前の時代。

さすがに、30年前の電卓の時代が良かったという人はいませんが、本当に仕事の

効率が高くなりました。

とは言え、パソコンの習熟度の格差は大きくて、その差が仕事の効率に直結している

なぁと感じます。

最近行ったエクセル研修のフォローを行なっているのですが、残念に思うことが多々

あります。

習った時には「こんなことができるんだ」と目を輝かせていたのに、仕事に生かして

いない人が多いんですねぇ。

そもそも、業務効率を上げるために教えているのに、新しいことは億劫なのか不効率な

仕事の仕方を継続しているんです。

ちょっと頑張って身につければ後の仕事が楽なのに…

今日のフォローでは、一覧表と単票をそれぞれ入力している業務を発見。

データベース形式で入力しておけば、一覧表も単票もすぐにできるのに…

早速、一度教えたことを復習しながら作って上げると、なんて不効率な仕事をして

いたんだってことに気づいたようで、しきりに感心していました。

「こうやって時間を作っていかなきゃいけないんですね」とか「忙しい…と後回しに

せずに早く練習すれば良かったんですね」とか、私が言いたかったことを全部言って

また目の輝きを取り戻してました。研修のサンプルでは、自分の仕事にすぐに結びつけ

ることができないのかもしれません。こうしてフォローしながら、実際の仕事で

再現してあげることが大切なんですね。

やって見せて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は育たず…ですね。

一人一人フォローして全体の生産性を上げたいと思います。