エクセルが苦手な人の共通点
「エクセルを教えて」ってよく言われます。
できる人ならわかると思いますが、エクセルって言ってもできることが多過ぎて
何を教えていいやら…。
やりたいことがわかっている人なら、絞って教えられますけど、ただ教えてって
のはね〜。
でも、最近、苦手な人に共通しているポイントに気づきました。
セルの参照が苦手な人が多いってこと。
絶対参照や複合参照ができない。たいていの教本に書いてあるのに苦手な人が多い。
仕事が捌ける人は、間違いなくできる技ではないでしょうか。
例えば、空間認識ができれば、たいていの球技はできます。
(私はそう思っております。)
同じように、絶対参照や複合参照ができれば、VLOOKUPでもSUMIF(S)でも、上手
に操れます。
エクセルでは基本中の基本だと思うのですが、意外とできない人が多いんです。
最近のエクセルは多機能で、昔はできなかったこともできるようになって戸惑う
こともあります。でも、そんなこと関係なく、セルの参照は不変なんです。
どうして、苦手なんでしょう。
教本の中でも、一つの技として扱われているような気がします。
でなくて、すべての技の基礎として扱われていれば違ってくるのではないかと。
で、最近、研修の機会には、ここを強く訴えながら教えています。
研修後、九九表を作らせて習熟を確認するんですが、それでもできない人多いんです。
2軸の掛け合わせでシミュレーションするときは必ず必要です。
もし、これを読んでるあなたが、エクセルに自信がなかったら、絶対参照と複合参照
は避けて通らないでくださいね。仕事の質とスピードが違ってきますから…。