瞬間的に負荷をかける

クライアントの社員さんの仕事の仕方を見ていると気づくことが

あります。実に不効率な仕事をしているなぁ…と。

傍目八目ってことなのかもしれませんが、本人は気づいてないん

です。効率よく仕事をしている社員さんとの違いはなんでしょう。

 

両者と話をして見て思うのは、考えたことを行動に移しているか、

いないかの違いのような気がします。誰しも、もっと楽な方法は

ないだろうか?と考えることはあると思います。そこから、改善

しようとするか、しないかです。

 

効率よく仕事をしている人は、「楽をしたいだけなんです」と

謙遜されますが、改善しているときはハードに働いています。

不効率な仕事をしている人は、「忙しくて改善する暇がないんで

す。」と言い、その通り毎日忙しく働いているんです。

 

誤解を招くかもしれませんが、不効率な仕事をして毎日忙しく働

く人は、ある意味怠け者であると言えるような気がします。

楽をする(効率よく働く)には、瞬間的に負荷をかける必要があ

ります。その負荷をかけないのは怠け者なんです。そして、その

負荷は、そのあとの生み出される時間に比べたら、僅かなものな

のです。

 

人間誰しも、持っている時間は一緒。24時間以上でも以下でも

ありません。金持ちも貧乏人も、健康な人も入院している人も、

ゆっくりしている人も忙しい人も、皆一緒です。だからこそ、こ

の忙しい時代にはタイムマネージメントが重要なのではないでし

ょうか。瞬間的に負荷をかけて、時間を生み出す努力をして欲し

いと切に願います。

外注化かなぁ

会社で働くことの有り難さって、会社にいるときは気づかないものです。

離れて初めて気付くことがいっぱいあります。電話受付、出張手配、決算、

納税、パソコンのウィルス対策、バージョン管理などなど。

人間ドッグの費用補助とか健康管理面のサポートも会社によってはあります。

個人で働くと全て自分でやらなきゃいけません。今のところ全て自分でやっ

てますが、外注化も考えないといけないですね。とにかく効率が悪い。

そう、効率を考えると分業化が必要なんです。よりコアな業務に集中できる

ように、よそでもできることは外注化ですよね。

 

個人でやっている分には、大したコストはかかりません。だから、外注化の

ような余計なコストを避けたくなるんですよね。でも、自分が働かないと

お金が入ってこないのが個人事業主。その個人事業主がコスト削減に時間を

かけると、売上を上げる活動に必要な時間を奪われます。解っているのに、

ついついケチっちゃうんだなぁと実感。

 

今、トラブっているのはパソコンのバージョンアップ。

しばらく見送っていたら、知らない間にサポート終了になっていました。

どんだけほったらかしていたんだ、と言われそうですが、日々使うソフトが

動いてさえいれば、支障ないんです。

ところが、確定申告など年に一回しかない業務で気付いたりするんです。

今回は、決算ソフトが使えなくなって気づきました。クラウド会計的なサー

ビスもあるようなので、外注化してOSのバージョンアップだけはマメに

自分でやるのがベストかな?元財務としては、会計だけは外注したくない

のですが…。

 

販売士講座資料作成中

先日、専門学校から販売士の講師依頼があり、現在資料作成中。

昨年も、受け持ったので手直し程度で充分授業はできるんですけど、

売り場の様子は年々変わるので市場調査も必要です。

特に昨年の熊本は、地震で売場の棚がすっからかんだったので、

参考になる売場の写真が不足してるんです。4月までゆっくり

準備予定です。

 

最近は、取得を奨励する販売会社が増えていますが、あまりステー

タスは無いように感じます。販売士資格を持ているから売れるわけ

でも無いし、販売力がある人が必ず販売士ってわけでも無いので

そうなるんでしょうね。

販売士協会も試験名を「リテールマーケティング検定試験」と名称

を変えて資格普及に努めていますが、資格名は販売士のまんまで

資格自体のイメージは変わってない様子。

でも、いい資格だと思いますよ。別に私が持っているからという

わけではなく、販売に携わる人にはオススメだと思います。

 

昔は、叩き上げというか、現場でのOJTでゆっくり育てるのが当た

り前でしたが、今はスピードの時代。寿司を握るまで10年かかっ

ていたのが、今や3ヶ月で教える学校があるくらいです。普通の販売

会社でも、現場で数年経験して営業企画に配属される例もあります。

そういう私自身そうでした。現場2年で営業本部に異動して、海千

山千の営業所長を相手にするのは大変でした。その時、役立ったのが

販売士試験でした。資格云々ではなく、学ぶことで原理・原則を理解

できたので、現場の営業マンのいうことに流されることなく、しっ

かり意見が言えるようになったことを覚えています。自分の中に、

基軸ができたような感覚だったと思います。

もちろん、経験が必要ないとは言いません。現場の経験は大切です。

合わせて、原理・原則が身につけば、鬼に金棒ってわけです。

 

担当する立場別に等級がある点もよくできてると思います。

3級は売場スタッフ、2級は店長やバイヤー、1級は商品部長や経営

層と、階層に応じた内容になってるので、学習と実践を繰り返してゆ

っくり習得できます。

 

ってことで、販売に携わる人にとってはすごくオススメの資格なんで

すが、まだ実践する機会のない学生さんに教えるのは、その点が難し

いんです。だから、写真を多用します。読んで、聞いての授業で、見

るを加えることは大切です。視覚優位の学生さんにはうってつけです。

 

今、資料作成と合わせて、メルマガを準備中です。メルマガで販売士

の資格取得をサポートできればと考えてます。